よしお日記

2015年1月分


2015/1/1(木)

2015年になりました。

 あけましておめでとうございます。年が改まって2015年になりました。

 2015年といえば、『新世紀エヴァンゲリオン』(いつもはエヴァと表記してますが、今年最初の日記ですので正式名称で書いてみました)の物語の舞台となった年ですな。ああ、とうとうエヴァの年に追いついてしまったのですね。月並みな言葉ですが、時が流れるのは本当に早いものですよ。

 さて私の地元では昼から雪が吹雪いてました。まあ幸いなことに、雪が積もる前にやんでくれたので近所の氏神様に初詣に行き、その足で某古本屋チェーンのセールに行ってきました。セールの前から目をつけていたお目当ての本が買えたのはよかったのですが、家に帰ったらしばらく鼻水が止まらなくなってしまいまして。外見がダルマに見えてしまうくらいの厚着をしたんですけど、体は正直だということなんでしょうかね。いやはや、地球という場所は本当に苛酷な世界です。

 明日からもあちらこちらへと外出しないといけないので、できることならもう少し暖かくなって欲しいものですよ。新年早々から愚痴をこぼしてしまいましたけど、本年もよしお日記ともどもひだまり文芸部をよろしくお願い申し上げます。


2015/1/2(金)

昨日の日記に続きまして、またしてもこぼした愚痴

 まったく冬とか夏とかいう季節は本当に困りものです。毎朝、窓にこびりついた結露をカビにならないように雑巾で拭きとらないといけませんからね。

 また着替えも厚着をしないといけないから本当に面倒ですし、どんなに厚着をしても自転車で外出する時は下手な暑さよりもきついと感じる時も多いです。

 ああ、科学の力で一年を通して気候の変動もなく、春か秋のようなちょうどいいくらいの陽気の日々が続くようにして欲しいものですよ。私のような風流もへったくれも持ち合わせていない人間には季節の変化なんてもんはただのウザったい現象でしかないですから。

 ということで新年二発目の愚痴、というか泣き言を聞いて頂きありがとうございました。次はもう少しマシなネタでお送りしたいと思います。


2015/1/5(月)

風邪ってこんな感じだったんですね。

 もう少しマシなネタを書きたいと思っていたのですが、よく考えてみたらこの日記そのものが私の泣き言とか愚痴ばっかりでしたね。ま、無理して前向きな良きことを書くのもあれなので、今年もこの日記は感情のおもむくままに書いていこうと思います。

 で、昨日で正月休みも終わり、今日からまたいつもの日常という方も多いと思いますが、そんな時にいきなり風邪でダウンしてしまいました。いや年末辺りから忙しくあちらこちらへ飛び回っていたので、その疲れが出たんだと思いますが、これでは正月で浮かれて遊び過ぎなんじゃないかと嫌味の一つも言われるかもしれませんな。

 そういえば私にとって風邪でダウンというのも久しぶりであります。日常マンガやアニメでは、風邪で学校を休んだキャラの見舞いに行くという話は定番なのですが、リアルの世界で風邪で寝込むというのは本当に辛いことなんだと改めて理解しましたよ。

 できれば明後日にでもサイトのUPをしたいと思っていたのですが、今回のUPはちょっと遅れるんじゃないかと心配しているところです。


2015/1/7(水)

何とか回復しました。

 いやはや昨日は一日中寝込んでましたよ。ま、そのお蔭で今日は体調も回復しましたけどね。浮世の用事を済ませながら体調管理を保つというのは難しいものです。

 さてそろそろ今期、冬アニメもボツボツと始まりましたな。でも秋アニメの残念ショックを今も引きずっていて、なかなか新しい作品を見る気にならなかったり、そして最近はDVDレンタルで借りた『化物語』、いわゆる物語シリーズがマイブームになっていたりするせいで、録画した冬アニメはまだ一つも見ていないのです。そんなわけで冬アニメの感想については今月下旬くらいの日記(2月上旬にUP予定)にでも書きたいと思います。

 今月に入ってから短い日記が続いているので、もう少し長くするためにも、この間からレンタルしている『化物語』の感想のようなことを付け加えたいと思います。レンタルDVDには作品のキャラクターによるコメンタリー(※声優さん本人ではなく、作品のキャラクターとして作品のコメントを加えるものです)がついているのですが、この台本を作った人と参加された声優さんにはすっかり感服してしまいました。

 それぞれのキャラに合った絶妙で気の利いたなコメントを書くのも、それを限られた時間内に喋り、場面ごとに合わせたタイミングで台詞を言うことも本当に難しいことだと思いますからね。さすがに評判のいい作品というのは一味も二味も違うということでしょうか。

 また、そのコメンタリーの中でどういうわけかエヴァのことを話題にしていることが多く、そのことも私にとってはうれしかったですね。何にせよ、もう少し早くこの作品と出会いたかったと思いました。

 それからこれは本当に完全なる余談ですが、箪笥の上に置いてあったハンガーが足の指に直撃し、地味に痛かったです。たかがハンガーでもなかなか侮れない攻撃力を持っているものですな。


2015/1/8(木)

寛容さが失われつつありますな。

 違う考えを持つ者たちに対する暴力行為や破壊行為が世界中で相次いでいますな。こういうのは本当に悲憤慷慨ですよ。

 身近な例になりますが、私の周囲やたまに見るネットの掲示板でも、違う意見に対してやたらと過剰な反論をする人たちをよく見かけます。世の中が不平不満で満ち溢れているから、その人本来の寛容さが失われたということなのかもしれませんが、もう少し自分とは異なる考え方を受け入れる寛容さを持って頂きたいと思います。

 まあ、かくいう私もむかっ腹の立つ考え方や価値観も少なくないですし、現にこの日記にもいろいろ書いてますから、そんなに他人のことは言えないんですけどね。

 せめて異質な考えに対しては、短絡的に否定することなく、それはそれでありのままに受け入れるくらいの度量を持ちたいと思う今日この頃です。


2015/1/10(土)

大きな神社に初詣

 地元の大きな神社に初詣に行き、そのついでにあちらこちらへと行ってきたのですが、何だか不思議と調子の悪い一日でしたな。

 まず地下鉄で読んでいた本に夢中になってしまってアナウンスを聞き逃してしまい、神社の最寄りの駅を乗り過ごしてしまったのですね。まあ地下鉄で引き返すのも面倒なので、その駅から少しばかり歩くはめになってしまったのです。

 三が日に比べればかなりすいていたと思いますが、それでも正月明けの初めての週末なのか人出は多かったです。日本人は無宗教だなんてよく言われるものですが、全然そんなことはないと改めてそう思います。ま、哲学とか思想がないという意味なら無宗教ということかもしれませんけどね。

 初詣の帰りにどこかに立ち寄るのはよくないと言う人もいるのですが、せっかくの外出なので、あちこちの古本屋や中古アニメグッズのに立ち寄りました。でも正月のテンションで売る人よりも買う人の方が多いのか、お値打ちかつ欲しいと思う本は一冊もなかったです。また最近は中古の本でも以前よりは高くなったような気がします。これも便乗値上げの影響なんでしょうかね。

 それが理由かどうかは知りませんが、立ち読みする人間や普段はこんな店に来ないような人たちがやたらと多くて鬱陶しいなと感じることが多かったです。私が探している本棚に誰かが立ち読みしていたりするのはいつものことですが、今日はそれに加えて冷やかし気味の女性客のお喋りにも冷や水をかけられましたからね。

 当サイトのホンダラ旅行記の『たびたび遭遇する偶然』(→こちらから)でベルリンとパリで遭遇した日本人女性のような、ネガティブな心の声をつい口に出して言ってしまうような連中を、たまにアニメショップに見かけるんですね。

 一例をあげると、数年前のアニメショップの美少女フィギュアコーナーでのことですが、明らかに社会見学気味に来ていた二人組の女性の一人が声に出して「へえ、こんなの買う人がいるんだあ」といかにも「こんなのを買う人」を変態扱いしているようなことを言ってたことがあります。

 ま、世間様の認識はそんなもんだと思いますが、他に客がいるっていうのに、わざわざ口に出すことじゃないですよね。そんなわけで「こんなのを買う人」の一人である私は心の中で思いました。「こんなのを買う人」の方が少なくともお前らのような無神経な人間よりもずっとまともだよ、とね。

 閑話休題。今日、私が遭遇したのはこれほどひどくはないのですが、その人たちは私の好きなアニメ作品のちょっとした悪口を言っていたのですね。別に気にしたわけではなかったのですが、それで上記のことをちょっと思い出してしまったものですから、グダグダと書いてしまったわけであります。

 思ったことをつい口にしてしまう人は裏表のないはっきりした性格でいいなんてとらえる向きもありますが、私には、ただ単に自分本位で人を思いやれない残念な性格だと思いますよ。

 そんなわけで今日は外出をした割にはテンションが上がりませんでした。ま、こんな日もたまにはあるさということなんでしょうけどね。


2015/1/11(日)

ダンボー写真展

 昨日の日記が長くなってしまったので書かなかったのですが、初詣の帰りに繁華街のデパートでやっていた「ダンボー写真展」に行ってきました。

 ちょうど昨年、というか一昨年2013年11月に「よつばとダンボー展」(→こちらから)の行われた会場と同じデパートです。なおこのデパートについては、そのさらに前の2013/1/27の日記に「ファッショナブルな格好をしたナウいヤングたちが多いのですが、トイレのマナーがまるでなっちょらん、すなわち錦は着てても心はボロいとはこのことだ」と書いたことがあります。(→こちらから) 

 実は昨日も久しぶりに同じデパートのトイレに入ったのですが、手を洗ってその場で派手に水を切る人が多いのか、洗面台の周りに水滴がびっしりと飛び散っていたのですね。う〜ん、やっぱり今も昔もマナーの悪さは変わってなかったみたいですね。

 そんな話はさておき、ダンボーというのは漫画『よつばと』の作品の中に登場する段ボールで作られたロボット(の被り物)です。そのロボットが作品の枠を超えていろいろなところで人気を博してしまい、今回こうして作品展が開かれることになったというわけです。

 今回の写真展は、大人の手の平に収まるくらいの大きさのダンボーのフィギュアを、あらゆる日常の場面に配置した写真を展示しています。単に長方形のダンボールの顔に●の目が二つと▲の口が一つついただけの無機物的なデザインのダンボーがまるで人間の側で生活している妖精さんみたいに見えたのが不思議でしたな。

 そういえばアイルランドでは妖精のことを「良いお隣さん」と呼ぶのだとか。どうしてそう呼ぶのか今までよくわからなかったのですが、この写真展で初めてそれがよく理解できたように思います。


2015/1/13(火)

賞味期限切れでしたけど...

 いつの間にか賞味期限が切れていたカップラーメン。まだそんなに日にちもたっていないので、思い切って食べてみました。普通に食べられましたけど、心理的なものなのか、それとも元々の味がそうなのか、何となく脂っこく感じました。

 物の本によると賞味期限というのはこの日以降は食べてはいけないということではなく、味や品質をこの日までなら保つことができるという意味で使われているそうです。

 でも最近はカップ麺やファーストフードに異物が混入していたというニュースをよく聞きますから、せめて賞味期限だけでも守った方がいいんじゃないかと思います。

 さて、賞味期限切れのカップラーメンを食べた私ですが、今のところは大丈夫のようです。このまま体調を崩さないことを願うばかりでありますよ。


2015/1/14(水)

自由って何なんですかね

 今日は「愛と勇気と希望の日」とかいう仰々しい日のようですな。そんなわけで、今日の日記もちょっとキザったらしいタイトルをつけてみました。

 さて先日、フランスの新聞社が銃撃されるという痛ましい事件がありましたな。特定の宗教を風刺する絵や記事を掲載したからだという理由のようですが、何が理由にせよ、暴力行為は許されないことでありますよ。

 その一方で、確かに表現の自由というのも大事なことだと思いますけど、この新聞社だけでなく、フランスのマスコミさんたちの風刺というのはちょっと行き過ぎているんじゃないかと思います。2011/5/1の日記(→こちらから)にも書きましたが、東日本大震災の時も福島の原発事故を広島の原爆と例えるなど、風評被害をさらに助長するようなことを番組を放送したり、今も日本が放射能汚染の国みたいに書いているみたいですからね。

 ま、表現の自由とやらを守るためにみんなで仲良くデモ行進をするのもいいのですが、同時に表現の自由とは何ぞやということをもっと考えてみるべきかもしれませんな。


2015/1/16(金)

少しだけネコに縁があった日

 地元のデパートの催事場で開かれている猫の写真展のチケットをもらったのでちょっと立ち寄ってみました。数日前の『ダンボー写真展』とは別の老舗デパートです。

 ここの催事場の展覧会のチケットはよくもらうのですが、キルトの展示など主に女性をターゲットにした企画が多いので最初から行かないことも多いし、また行ったとしても、私以外はほとんど女性客ばかりの時があり、そういう時はいたたまれなくて何も見ずに素通りして出てくることもあります。

 さて今回は猫の写真展であります。猫好きの私は、今回ばかりはたとえ女性客ばかりだろうと素通りはしまいと心に決めて会場に飛び込みました。やっぱり女性客は多かったのですが、さすがに猫の可愛いらしさを愛でる心は性別を超越しているようで、今回は男性客の姿もちらほら見受けられました。

 展示してある写真は、国内外のあちこちの風景の中に溶け込んでいるちょっと芸術的な猫の写真がメインでしたね。単に猫の可愛らしさや面白さを期待した私は少し期待外れなところもあったのですが、それでもいろいろな猫の仕草を見られたし、結構楽しませてもらいました。

 さて少し余談ですが、ちょうどこの時、偶然にも私の鞄の中にはこの帰りにレンタル屋に返却するために持っていたアニメ『猫物語(黒)』の上下巻のDVDが入っていました。この作品に出てくる猫は妖怪の猫なのですが、それでも今日は何となく猫に縁があった日だなと思っとる次第であります。


2015/1/17(土)

20年も経ったのですね。

 徒然なるままに過去のよしお日記を見直してみたのですが、この日の日記で神戸の大震災のことを書いたことはなかったのですね。今年は20年目ということで日記のテーマに取り上げることにしましたが、さすがに直接被害を受けてない地域に住んでいるからか、その日の記憶もだんだんと日々の日常生活の中で風化の一途をたどっています。

 でも、今日はいい機会ですので、阪神淡路大震災の日のことを少し思い出して書いてみたいと思います。この時の地震の揺れも東日本大震災の揺れと同じく私の地元にも届きました。ただ震源地と離れているから震度3くらいだったみたいですけどね。

 時間は朝の六時くらいだったので家で寝ていたのですが、地面が上下に強く揺れるのを感じて目を覚ましますと、廊下から、当時、飼っていた九官鳥がバタバタと大暴れしている音が聞こえます。

 すぐに廊下に出て九官鳥を落ち着かせていたのですが、地震の揺れはすぐに収まりましたし、まあいつもの小さな地震だろうと思ってすぐに寝床に戻りました。ただ、気のせいと言われればそれまでですが、何だか嫌な感じの揺れだなとは思ってましたね。そして、それが大変な地震だったということを知ったのは、それからしばらくしてテレビをつけた時のことでした。

 一言で震災というのは容易いのですが、改めてテレビ等の特集を見てみると、被害にあわれた人々が失ったものや心の傷は想像を絶するものでありますな。にもかかわらず、国によっては、震災そのものをこの国に対する悪口や風刺のネタにするような連中がいるのは本当に悲しいことでありますよ。


2015/1/19(月)

今期の深夜アニメも一通り見ました。

 皆様お待ちかね(?)の深夜アニメネタであります。今期、冬アニメもほぼ一通り視聴しました。

 今期は、早いうちから視聴を続けたい作品と、そうでない作品がはっきりと分かれました。そのため途中で切った作品も少なくないのですが、残念だった昨年の秋アニメに比べたら毎週楽しみにできる作品も数作品ほどありますし、これなら最終回まで視聴を継続できるかもと思える作品も多いです。それでも昨年の冬、春、夏アニメに比べたら、作品数は少ないのですけどね。

 さて今期の期待の作品をいくつか紹介しますけど、まずは『幸腹グラフティー』ですね。以前から放送を楽しみにしていた料理と食事がテーマの日常ゆるふわ系作品です。見ていると思わずお腹が鳴ってしまいそうな感覚に陥りますぞ。ただ料理と食事以外では、かつての名作『きんいろモザイク』や『ご注文はうさぎですか?』に比べると、ストーリーは平坦だし、笑いどころも少ないように思えます。

 その他は『暗殺教室』と『艦隊これくしょん』でしょうかね。といってもこれらは作品そのものが面白いから期待の作品というわけではないんですね。前者はガルパンの西住みほの声優さんが久しぶりにメインキャラに声をあてていること、後者はホビー雑誌などでたまに紹介されていて予備知識があったから見ているって感じです。

 その他にも、視聴継続&録画保存をしたいなと思う作品もいくつかありますが、それらの作品についてはまた後日、こちらで紹介します。今期も始まったばかりなので、今後のことはわかりませんが、これ以上切る作品がでないことを希望しますです、はい。


2015/1/23(金)

ダウンだけでなく寝込んでました.....

 日常アニメでははずすことのない風邪で寝込むイベント、ついに私自身がリアルに体験してしまいました。いや、本当に参りましたよ。20日の夜から何かおかしいなという感じはしていたのですが、翌21日の朝に咳と鼻水に加えて体も重くなり、つい昨日まで寝ては起き、寝ては起きの生活をしていました。

 今年の1/5の日記でも風邪でダウンと書きましたが、その時は寝込むまでもなかったのですね。おそらく、その時の風邪がまだ治りきっていないのに、ちょっと無理をしていたせいでこうなっちまったのだと思います。

 今日はようやく近所に外出できるくらいには回復しましたが、まだ本格的に執筆はきついですね。ということで今日の日記はこれにてお開き、次回の日記をお楽しみにというとで。


2015/1/24(土)

アニメ『暗殺教室』の第三話が放送中止??

 せっかく風邪も治りかけたというのに、またぶり返すんじゃないかと思うほど腹の立つことが起きました。

 最近のイスラム国の邦人誘拐事件を受けて、アニメ『暗殺教室』の第三話が放送中止になったとのこと....

 携帯のニュースで見たのですが、最初は「はあっ、なんでっ!?」と目を疑いましたよ。

 この第三話にナイフを振り回している場面と人質の映像と結びつくから、それに配慮して放送を中止にしたとのことですが、いくらなんでもこじつけも甚だしいと思いましたね。いったい何に対して、誰に対しての配慮なのでしょうか?

 そういえば以前にアジアの某国が日章旗を彷彿させる絵があるからと某有名漫画の作品展を一時的に中止にしたことがありましたけど、やってることはそれと対して変わらないんじゃないかと思って、情けなくなりましたよ。

 一応説明しておきますと、この作品に登場するナイフは「殺せんせー」という生物(?)にしか効果のない特殊なもので、色も緑色だし、ゴムのようにフニャフニャでどう見てもおもちゃのナイフにしか見えないんですよね。それを振り回す場面があるからといって、これが人質を脅すために本物のナイフを振り回しているようにはとても見えないと思いますよ。

 ちなみに作品について知らない人に少し説明を加えると、確かに殺伐としたタイトルではあるものの、作品の内容は、バトルものというよりはコミカルなドタバタ青春ものといった作品です。

 前述したように、第三話ではナイフを振り回している場面が事件を彷彿させるから配慮したそうですが、それならこのアニメだけでなく、実写ドラマやバラエティー番組も含めて、他にも「配慮」しないといけないものがたくさんあると思いますよ。例えば料理人が包丁をふるっている番組もよくありますけど、こっちの方がよっぽど「配慮」が必要なんじゃないですかね?

 それとも世間様は、アニメなんぞを見ているような人間はすぐにアニメに影響されるから、ナイフを振り回す場面に誘発されて誘拐事件を引き起こすような危ない連中だとでも考えてらっしゃるんでしょうか?

 私に言わせりゃ、アニメの映像を現実の事件と無理矢理にでも結びつけるような奴の方がよっぽど危ないと思いますよ。

 それにしても今後もこういう事件が起こるたびに深夜アニメの視聴者に対する「配慮」が行われてしまうんですかね?ごくごく一部の人間の愚行を関係のないところに持ち込まないでもらいたいものであります。

 はぁ〜〜、病み上がりの身にこんなに腹立だしく、情けなくて切ないことを書くのはさすがに心身にこたえるので、今日はとっととふて寝することにします。


2015/1/26(月)

過熱報道にこそ「配慮」が必要です

 それにしてもイスラム国事件の報道は過熱さを増す一方ですな。天気予報か地域のニュースが見たくてテレビをつけているだけなのに、連日のように事件のことに加え、日本政府の右往左往ぶりの様子が横入りするように飛び込んでくるのは、本当に不愉快なものですよ。

 それにしてもこれってそんなに特殊な事件なのかと私は疑問に思います。というのも世界中のどこにだって他人の命を何とも思っていないような連中はいますし、普通に海外旅行に行ったというだけでも現地の人間に殺害されるケースだって少なくないですからね。

 被害に合われた方やその関係者の皆様は本当にお気の毒だと思いますが、今回の事件は危険な地域だということを充分承知した上で渡航して事件に合ったわけですから、せめて報道だけでも、これは自己責任だともう少し冷めた感じで報道して欲しいと思います。

 このまま過熱報道が続けば、見ている人はますます不愉快になるだけだろうし、そうなると国内に住む善意のイスラム教徒の方たちに対する差別を助長するだけでしょうからね。深夜アニメではなく、一方的に過熱ぶりがエスカレートしていく報道番組にこそ「配慮」が必要なんじゃないでしょうか。


2015/1/28(水)

嫌な気分は少し落ち着きましたので...

 嫌な現実は変わってないようですが、それにズルズルと引きずられてもしょうがないので、気分一新とまいりましょう。

 テレビ東京系の『出没!アド街ック天国』という番組で広島県竹原市が特集されており、その番組内でアニメ『たまゆら』が四月から劇場公開されることを知りました。

 OVAと第一期は素晴らしい作品でしたけど、第二期がドッチラケだったので、もう続きはもうやらないのかなと思っていた作品なのですが、それでも続きが見られるというのはうれしいものです。

 ちなみに広島県竹原市は『たまゆら』で聖地になった場所であります。残念ながら『たまゆら』が紹介されていたのは番組内のごくごく一部だったのですが、アニメに出て来た見覚えのある場所がいくつも見られたのはうれしかったものです。

 そういえば今年は私の好きなアニメ作品が次々と劇場公開されるようですな。今月末から『蒼き鋼のアルペジオDC』が始まりますし、夏には劇場版『ガールズ&パンツァー』が公開予定です。また、噂の段階ですが、新劇場版ヱヴァも今年末に公開と言われています。

 それはそれでうれしいのですが、地上波放送とは違って、劇場まで足を運ぶ手間とお金がかかるのが難点ですけどね。そういえば最近は劇場公開するアニメ作品が多いようですな。地上波放送の「配慮」のこともあるので、もしかしたら、これからのアニメ作品は地上波からどんどん離れていくんじゃないかとちょっと心配しております。


2015/1/30(金)

よく考えてみればそんなに腹を立てなくてもよかったかもしれません

 しつこいようですが、アニメ『暗殺教室』の第三話の放送について。私の地元では、テレビの番組表では来週に第三話を放送するみたいです。ま、確認したわけじゃないのでよくわかりませんが、それならそれで許してやるって感じです。やはり時間が経って、体調が戻ると気持ち的にも冷静になったということでしょうかね。というわけで、1/19の日記に続いて、いきなりですが今期の冬アニメの経過報告を。

 う〜ん、今期はちょっと不作気味って感じです。飢饉と言ってもいい昨年の秋アニメに比べたら、すべての点において充実しているのですが、これなら視聴継続しようと思える作品が少ないですからね。いい感じの作品は1/19の日記にもすでに紹介してますが、その他では『夜ノヤッターマン』くらいですな。この作品は、かつて幼い頃に見た『ヤッターマン』の悪玉トリオの子孫を主人公にし、ヒーローだったヤッターマンを悪役(?)にした作品です。

 この作品とそれ以降のシリーズでは、主人公よりも悪玉トリオの方に思い入れをしていたので、この逆転の設定はうれしいものですよ。ストーリーそのものは『ヤッターマン』とはまるで違うのですが、それでもかつての設定やネタが使われてクスッとすることも多いです。

 それにしても今のところはズガンと来るような作品はないですな。まあ後になってこれはという作品がでるかもしれませんけどね。


2015/1/31(土)

今月は何かと調子の悪い月でした。

 今度は某有名タレントのテレビCMが「配慮」により放送休止になったそうですが、そちらが勝手に過熱報道したくせに、その事実が広まった結果として「配慮」というのは本当におかしなことだと思いますよ。確かに大変な事件であることは間違いないですけど、残念ながら、世界のどこかで誰かが事故や事件で被害に合ったなんてことは日常茶飯事ですからね。そんなこんなで「配慮」がどんどんエスカレートしだしたら、放送できるものなんてなくなってしまうんじゃないでしょうか。

 ま、このことも含めて、今月は風邪で寝込んだり、私にとって何かと調子の悪い月でありましたよ。どういうわけか、毎年一月というのは、私にはあまりよくない月なんですけどね。

 そういえば、今月というか今年に入ってからまだ一度もヒトカラに行ってないですな。新年は料金が高かったりするので、月の中旬以降にと思っていたら、その時期に風邪で寝込んでしまいましたからね。できれば早い時期に行きたいのですが、まだ咳が残っているので、残念ながらもう少し先になると思います。

 ということで愚痴や泣き言ばかりの今月の日記はこれにてお開き。来月はもっと明るい話題を多くお届けできることを希望します。





HOMEへ




     
Copyright(C)hidamaribungeibu All Rights Reserved.
inserted by FC2 system